医療の現実 診断できない!?
いやー医者やってるとね
というか、医療改革しようとしたらね。
いや、そんなことしなくても自分が患者さんとして、というところでも。
どこの角度からも医療って突っ込めちゃう。
突っ込んで自分で作ることをすることが本当の強者だと思うから
作る方向性に絶対死ぬまでに行くし、今も進行形なんだけど
診断できない。
治らない。
お金がかかる。
この3つが代表選手かなーと。
前回も書きましたけど、別に医者が悪いとか、病院が悪いとか、国が悪いとか、製薬会社が悪いとか
その次元の話じゃありません。
問題はすべて脳と脳が今使用している「言語」によって生じているので
言語さえ変化すれば、というか新しい言語を追加すれば
なんら問題ない。
だからさっさと腹くくって3日間でインストールしちゃえば
話は早い。
3日間のインストールについてはこちら
http://www.nr-japan.co.jp/ntech/index.html
診断できない。
治らない。
お金がかかる。
の理由についてひとつひとつ言い訳してみよう(笑
医療側の味方でも、患者側の味方でもない
なるべく客観的な視点でね。
診断できない最大の理由
それはひとりひとりが違うから。症状、身体診察、血圧、血液や分泌物の検査、画像検査などで1回で結果が出るものとそう出ないものがある。大抵の病気は1回では出ない。出たとしても、他のものを否定することができなければ、本当に診断した、と言い切れない。
例えば熱があって、インフルエンザの検査がA陽性になったとする。
咽頭が腫れ、咳嗽が出る、筋肉痛もあるし。
その状態で溶連菌による咽頭炎や喘息、筋炎を100%否定できない。
比較的インフルで診断するときは自身もって診断してもらえるが
咳症状の場合、はっきり診断をくださない医者が多い。
咳止め、痰きり、鼻汁をおさえる薬、鎮痛剤、を出して診察終了。
診断が出来ない病気はまだまだ沢山ある。
だから不定愁訴、という名前が沢山ある。
そして受診者さんが訴える症状に対して、これは🔴🔴です、と言えない。
医者が世の中で地位があるとはいえ、正直この程度です。
ごめんなさいとしか言いようがない。
患者さんは「なんでも診断できる」、「なんでも治せる」と思っていたら
がっかりしてしまう。
というか基本的に人間は楽観的な部分があるので
無意識的にそう思っているヒトも多いんじゃないかな。
ちなみに安易に検査も観察もせず診断を告げる医師も疑ってかかった方が良い・・・
そうなれるのは新人や、客観性が無いか、思い込みが激しいか・・・
AをAとして証明する手段も少ないし
Aを否定してBです、ということも難しい状態。
これが診断できない最大の理由。
次回へ継ぐ
naomijoy
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