病院は200年間変わらない組織集団
なぜ日本でティール組織が流行っているのか?
ビジネス書として日本で7万部以上売れたこの一冊。
本屋でも目を引く装丁と
聞いたことのない「ティール」という言葉。
はずかしならが私は生物学書かな?と最初思ってしまった。
「組織」と聞くとどうしても
細胞学におけるtissueのほうが優先的に出てきてしまう。
サブタイトル(マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現)をみれば
そんなことはないんだけど。
グリーンに少しブルーがかかった「ティール」
どっかでよく見た色だなあ・・・・と思っていたら
あまりに我々には無意識な色だった
医療業界的に「オペ着の色」である。
私の印象だと少し薄い気もするけど
なんども洗ったオペ着は間違いなくティール色
ティールを調べてみると「鴨の羽色」と出てくることにびっくりした。
さすが日本の色は細かい分類が
しかも色分けが自然のものだ。
日本人は本当に細かく繊細に物を見られることが
ここでも納得。
さて、話をもどしてティール組織を調べてみると
自分の「組織に対する意識の低さ」を感じる。
nTechを通して「組織主義者」として目覚めてしまった今日この頃。
本気で組織について勉強する必要があると
切迫感を感じるほどだった。
約200年前に現れた達成型(オレンジ)組織の形態がほとんど
もちろん、私が辟易してメンタルをやられてしまった組織もオレンジ型である
T大学病院もその組織型。
私個人として、人間として、時代の流れ、日本という土台の影響もあるが
この組織ではある一定の確率でメンタルな人が出てしまうのは
人間の、脳の仕組み通り。
という話はまた別にするとして。
ティール組織の本をとっとと読めばいいものを
持っているにも関わらず
ついついネットの情報を集めてしまう。
翻訳者の鈴木立哉(すずきたつや)さんのブログを発見し
これまた面白い。
http://tbest.hatenablog.com/
「翻訳者」というと友人に数名いるくらいで
すっげー、と思ってしまう仕事のひとつ。
学校英語がそんなに楽しめなかったが無理くり勉強していた私にとって
英語をを仕事にしている人は
大金持ちよりもドクターよりも憧れのポジションにある(主観ですよ、あくまで)
ちなみに学校英語、といったのは
私はずーーーーーとしゃべっているくらいおしゃべりが大好きなので
英語を喋る人の中に放りこんでくれていたら
もっと喋れるようになっていたと心底思う
話をもどして、翻訳者の鈴木さんのブログについて
本筋の話をしっかりと綴りながら、ちょいちょい鈴木さんのお茶目な部分や
しっかり者の奥様が登場したりと、ついつい次も次もとクリックしてしまう。
ちなみに私が良い意味で目頭が熱くなった記事はこちら
http://tbest.hatenablog.com/entry/2018/02/17/101958
もちろん事実も書かれているが
文章は全てその人の映し出した世界が現れる。
この人に会ってみたい、と思わせる
優しい、面白い、あったかい、気持ちの良い方だと勝手に妄想が進む
そう思っていたら、今月お会いするチャンスが掴みとれた
本当に会いたい人には
会いに行ける時代
当然だけど、自分の作りたい未来は
自分で作っていることが
こういうことがあるとより、実感する
naomi joy
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