医療の現実 医者が病んでる
はい、元病んでる女医のnaomijoyです。
立派な病み女医でした。
①人の話が聞けない
ヤバいですよね。症状の単語しかキャッチできませんでした。
教科書や参考書に記載されている「単語」を拾えるかどうか?
その言葉を患者さんがどんなイメージで発しているのか確認もせず。
自分の単語の概念が絶対だと思っているヒト
よく観ていると多いです。
私も無自覚・無意識なので仲間やそれ以外の方にご指摘を頂いています。
「ずれている」ということに気づける人がいる人はまだよいですが
「ずれているのに誰も突っ込めないね」という話はよく耳にします。
間違い、とまでは行かなくても
その受け取り意味がちがうんじゃない?くらいは
最低限声かけしあっていかないと
そして一番ありがちなのは
②説明ができない
「ちゃんと説明したんだけどな」と言っている同僚は多い。
相手が充分に理解できたかどうかの確認なしに説明した、というのは片手落ち。
自分の言葉で説明して説明した、は説明していないのと同義。
難しい言葉、思ったイメージじゃないことは人間ほとんど聞けません。
というか、イメージができないので
なかったことに脳が処理してしまいます。
ということで医者の説明のあと患者さんやご家族に聞くと
「なんか先生に言われたけど治らないらしい」とか
「とりあえず、また予約してって言われた」とか
一体なにを言われたのかよくわからない返答がよく返ってきます。
③夢やビジョンを伴ったやる気が無い
そもそも医者=夢や希望をもってその仕事につく、と思っている一般の方は多い。
こんなにすごい職業なんだから
こんなに大変な職業なんだから
きっとたいそうな理由があって医者になったんだろう。
私の感覚ではその「たいそうな理由」をもちあわせているのは1/3以下だと思う。
一番多いのは「頭が良かったから」
次は「親の職業だったから」
医者になって夢やビジョンがあらたに生まれてくる人もいるが
大抵は惰性で診療を行っている
やる気や夢、ビジョンに溢れていない
ちょっと疲れて、めんどい、やだな、って顔をしている人が大半である。
稼いだお金を自分の、家族の為に使う。それの何がいけないの?と、言っている医者は
ごろごろいます。
いつも元気で思いやりがあって正義感溢れる医師が沢山いれば
もっと病院が活気に満ち、行きやすい場所になっていると思います。
④人間関係構築ができない
これねー私も困りました。
勉強相手はいても、本音を話せたり、思いやり合う人ってなかなかみつかりません。
いじめや集団化、孤立化が当然なので
そこを問題視している人のほうが少数。
信頼関係より不信関係
仲間は敵じゃないのに無意識的にも意識的にも
かならず敵視する人が現れる。
その人が現れる度についつい観てしまい「あいつまたあんなことやってるよ」と、
自分の中に負の感情を募りつもらせてしまう。
挨拶や笑顔の無い殺伐とした関係性を逆にラクだ、と思っている人もいます。
⑤新しい発見をしない
これ、結構問題です。
内面も外面も進化か退化のどちらか。
進化させよう、変化させようという意志がこれからを創ります。
昨日とは違う自分、昨日とは違うイメージ、昨日とは違うIdentityで
新発見を繰り返しながら
コミュニケーションや心地よい仕事場作りを
各人がすることが
病んでいない組織、病んでいない医者づくりに最も重要です。
人の話が聞ける
(相互が理解できるまで)説明が出来る
夢やビジョンをもってやる気に溢れている
人間関係構築が何より上手
新しい発見を毎瞬毎時毎日している
そんな医師になれる技術を探して、探して、探して、探して、
出会ってしまった。
もちろん私の人生を大きく変えたのは言うまでもありません。
この商品(もの商品ではありません。)は医者に限らずすべての人に
必要なことはよく見ればわかります。
ぜひ、お時間創ってかかわってくださったら嬉しいです。
*メッセージへの返信がいつも遅くてすみません。必ず返信しますので、ご連絡お待ちしています。
naomijoy
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