白黒の世界〜monologue〜

白黒の世界〜monologue〜

どこにいけばこの、重たい体から自由になれるの
重たい意識
重たい思考
重たい行動
今は目を開けることも強制されている

誰が主人公なのこの人生は
私じゃない誰かに
振り回されている事がわかっても

「私」を自由にできないなら
いっそ他人の人生だったらよかったのに

赤いものは黒い
青いものも黒い
緑も紫もみんな黒い

光がなくて、色がない。
いつからこんな景色しかみえなくなったの
子供のころは、きっとカラフルだった

いつからか評価されて、順位がついて、努力が当たり前。
100点と1位とひとりしか安心できるところがない。

寂しい
怖い
助けて

何千回、何万回と声にならない声で叫んでみた
誰かに
誰かにひとりに届いてくれると信じながら

ある日、現実の画面が飴細工を壊すように粉砕した

小さく光り輝く光に満ちて
世界は瞬く間に強烈な色彩を放った

鮮やかだけど
とても静かな
美しい、艶やかで、心がとろけてしまった

とろけた心で目覚めてみた
世界は皆地獄の中、白黒の中
こんどは私が導く側
こんどは私が

 

naomijoy

 

 

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