小説「永遠の0」
百田尚樹さんは天才ですね〜
こんなにもリアルに戦中の日本人の心境を描写している本て
他にあるんでしょうか。
まあリアルかどうか確証が取れた訳ではないですが
百田さんの小説通りだとしたら、
納得できる点が多数或るので
そう思ってしまっただけなんですけどね。
個人の力ではなんともできない「戦争」という
大きな流れに巻き込まれ、
家族を失い
友人を失い
家を失い
天皇(神)を失いました。
戦争が終わり、
家族を守り、裕福な暮らしをし、会社に命を懸けるようになったのは
失ったものが大きかった分の反動だと
私も思いました。
だから、文明化して間もない日本が
世界経済のトップクラスにまであっという間に上り詰めることが
できたんだと思います。
歴史を観れば日本が分かる。
日本が分かれば日本人が分かる。
高度経済成長期に必死で努力して
日本を立て直した60代70代と
食べ物も家族も友達も学校も家も
生まれたときからなくなる危険もないなかで
生きてきた20代とでは
雲泥万里のごとき差があるのは
しかながないでしょう。
その大きな差すら
一瞬でとってしまうのが
認識技術、観術のひとつの特徴です。
60代70代も
20代30代40代50代もいまの共通の課題は
雇用創出と少子高齢化です。
その二つを同時に解決できる技術も観術は準備していますから、
これから日本の主軸教育になることは
間違いありません。
「永遠の0」では
主人公が自分の祖父の人生をたどる上で
少しずつ自信を取り戻す姿が
描かれています。
本当に百田さんが伝えたかったのは
日本人のあるべき姿を育てられない学校教育対する
警告だったのかもしれないですね。
なおみ
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