一瞬に何を込めるのか
恥を忍んで家の中でもタンクトップ生活です。
さて、昨日は一瞬の中にどれだけ膨大な考えや感情が込められているのか
知ることになりました。
脳は一瞬で物事を判断します。
それはそれですばらしい機能ですし、その機能が欠如していたら、
大変なことになりますよね。
話かけられても、誰が何を言っているのを理解するのか10分かかる、とか。
動物が襲ってきても危険を察知するのに1時間かかる、とか。
ヤバいですよね。
その機能が極限まで発達しているから、人間は地球に生き残っているのかもしれません。
瞬時に判断する能力がきわめて高いから、社会を形成し、文化を形成することが出来るのかもしれません。
けれども、瞬時に判断できるからこその弊害もあります。
一瞬で物事を決めて付けて、そこから観点を移動することが出来ない。
これはこう、と決めつけたら、なかなか考え方を変えることが出来ない。
どうしても変えたくても、帰られない、とかね。
かくゆう私も子供のころの経験からなかなか変化できない考え方がありました。
「自分より弱い者には優しくしなければならない」
これ、おそらく病弱ないとことともに幼少期を過ごしたからだと思います。
なんとなく、これに従ったら良い想い(おいしいお菓子がもらえる、褒めてもらえる、等)をしていたような記憶がうっすらあるのです。
だから、自分よりも弱そうなものをみると、一瞬で「守らなければ」という判断が働いてしまうのです。
それが弊害になることもあります。
弱いと思うが故に、言いたいことをはっきり言えないとか。
昨日はそれがほんの一瞬の判断で起きていることがわかりました。
0.001秒の間にその判断をして、自分が決めつけた「弱き者」を守ろうと必死になっている私がいたのです。事実、「弱き者」というのは30過ぎの友人のことだったのですが、どうにも困り果ててお願いされると、私からは「弱き者」に見えてしまい、つい、相手にはっきりと自分の意見を言えなくなってしまうのです。
そのときは生半可な返事をしていたのですが、後になって冷静になって日程表を眺めてみたときに
「お願いを受けることのほうが相手に迷惑がかかる」ということが判明し、
結局お断りしました。
最終的な結論に至るまで約半日。
コレを一瞬で判断できたらどれだけ物事がスムーズか。
医療の現場でも過去の経験知識にたよりすぎるな、という言葉はよく聞いていますが
実際コレが脳の機能的な問題だということは
ほとんど知られていません。
だけれど、一瞬の判断、過去の経験イメージからくる決断。
結構無駄が多いのです。
ほんの一例をあげましたが、ほかにもたくさんあります。
そのメカニズムや知識はわかっていましたが、これほどまでとは・・・
そんな大発見があった大収穫な昨日でした。
無駄な考え感情に支配されるのではなく、100%有益な脳の使い方をするには
認識を変化させる技術、認識技術が必要です。
一秒でも早く、認識技術と出会ってほしい。
http://www.nr-japan.co.jp
一瞬で生み出すのは、無駄な考えか、それとも人類最大の発見か。
なおみ
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