自分がやりたいことがわからない人へ

自分がやりたいことがわからない人へ

自分がやりたいことがわからない

このままじゃダメだ
なんか面白くない
こんなはずじゃかった

自分が本当にやりたいことはこれじゃない
なんて思ったことはありますか?

私はずっとこのことに悩んできました。
特に医者の免許を取得して
研修医になった頃、1年間ずっとこの悩みに襲われていました。
私の時代の研修医は要望のあるなしに関わらず
内科、外科、産婦人科、精神科、地域医療科などをローテーションします。

そこで受けるのは猛烈な勧誘です。
はっきり〇〇科希望です!

といえば、激しく勧誘されることはほとんどありません。
(たまに上司に気に入られるとそう言うことも起こりますがw)

研修医の楽しくもまたしんどい2年間が終わると自分の科を選択し、その科での仕事が始まりました。

私は小児外科医を担当しました。
0歳〜20歳くらいまでの外科の病気の方の治療にあたりました。

毎日プレッシャーとの戦いでした。
患者さんが最高の医療を受けられるように
看護師さんやご両親との関係も大事にしていました。
自分の専門じゃない、看護や薬学、栄養、リハビリ、疼痛、もちろん子供の内科のことも
各領域の医師や専門職と十分相談することが大事、と
しこたま言われ、実践しようとしていました。

失敗しないように
知らない・無知だと言われないように
先輩に恥を欠かさないように・・・

3ヶ月も忙殺されながら働くと
自分が何をしているのか
どこへ向かっているのか
わからなくなりました。

休日には自分の将来について
よく本屋やDVDを見て
どういう生き方をしたいのか、モデルを探していました。

自分の上司以外にも、別の病院で話を聞いたり、本を読んだり
情報収拾をしながら
どうしたらベストな人生の選択ができるのか
女医としてどう生きるのがベストなのか
探し続けました。

現実逃避にジャニーズの「嵐」にはまったりもしました。

仕事もある
お金もある
世間から認定される仕事
ですが私の満足感だけはいつも就職前と変わりません。

本当にこれがやりたいことだったのかと考え始めると発狂しそうでした。
色々なものを手放しながら
かなぐり捨てながら勝ち取った医師の仕事です。

もしこの道が間違っていたとしたら
とんでもないことになる

38歳になった今なら
20代半ばぐらいならいくらでもやり直しがきく、と思うのですが
当時はかなり追い詰めていました。

「もしこの仕事が天職じゃないならどうしよう」

「死んでやり直すしかない」

それくらい追い詰めていた時もありましたね。

何歳でも「今この瞬間」に「100パーセント」やり直しが効く技術が
nTech(エヌテック)=認識技術です。

その技術さえあれば、どんな時でも
どんな状況でもやり直しがききます。

ただ、どんな方向性にいったらいいのか
これからどんな道を歩めばいいのか
これがわからないと
あゆみようがありませんね。

医者の道が間違っていたらどうしよう、ということと
どの方向性に行ったらいいんだろう

この両方を解決したい、と実は思っていました。
愛で満たされれば解決される訳でもない
何か賞をもらえば解決される訳でもない
親に褒められれば解決される訳でもありません。

その理由は自分自身が「罠」の中にいるからです。
進めば進むほど、首が閉まるような「罠」
とっても苦しいですよね。

罠の構造がわかれば
罠から抜ける方法がわかります。

罠から抜けるから、自分のやりたいこと、やるべきだ、と思えることが見えてくるのです。
nTechのセミナーを受講しても
自分のやりたいことがわからない人は
どこかで構造の理解が誤っている可能性があります。

まだ学んだことのない方も
学んでも変化を感じられない、と言う方も
ともに自分のやりたいことが見つかって、
この無限の可能性である人間を使って
大義を成し遂げて欲しいと
切に願います。

現在オリンピックが開催されていますが
注目されている彼らだけが
主人公ではありません。
それを見ている人は脇役、と言う訳ではありません。

人生の主人公はいつも自分。
誰かの下でもない
誰かに使われる訳でもない。

自分の人生の責任は自分で追う。そんな主体的な、自由な生き方を
していくタイミングだと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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