どこか寂しい

心のどこかが　黒く塗られている部分がある

でもそれを手放せない。

今までずっと大切にしてきた想いだから

今更手放す事が出来ない

だけどそれを握りしめて墓場まで行く事もない

もう少し、もう少しと想いながら

ずっとその想いを手放せずにいる

心の古傷も癒えて

本当に残ってしまったのは

古傷を握って一人でがんばった自分

自分ががんばった証を

手放したくはないから

でも、いつかはさよならする

いまはそれだけを決めて

前に進みつづけよう

なおみ