現代人の衰えたイメージ力をグレードアップさせる能
いまだにはてなの書き方がよくわかっていない尚美です。
能にはまりすぎて、ブログをさぼり・・・・というわけでもないですが。
能の世界にときめきまくりです。
さて、今日は能と現実世界について調べてみました。
能の舞台はどこも同じサイズ。
ちなみに彼らは絶対にリハーサルをしません。
神を呼ぶのにリハーサルするのも
おかしな話だと思いませんか?
能の舞台を見る時、シテ(主役)が今の時代に生きる人間だと思っては行けません。
パンフレット等に書かれている解説書には必ず目を通し、
どの時代のどんな人なのかくらいは
イメージしておく必要があります。
背景や、面の裏に隠された表情を
イメージする創造ゲームが能の神髄。
現代人には本当に本当に必要なちからです。
あの面のとおりの表情だと思い込んで能の舞台を見ていたら
大損です。1億円どぶに流すくらい損してます。
能がはじまったらまず、目の前に見える2016年の景色を消しましょう。
そして時代をイメージします。
6月19日に横浜で行われるTPP15周年記念講演で演じられる「八島」は
今から1000年以上前のお話。
背景は海とあばら屋の風景を描きながら、
もののない昔昔をイメージしつつ
楽しみましょう。
尚美
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