ぞっこん能
能にすっかりぞっこんの水曜日。
能の魅力を語る。
熱心に語る。
21世紀、神など存在しない科学者観点ばりばりだった私が
神を召還する能の世界にのめりこむとは。
そう、能の根本は神を招いて
神に舞う世界。(ドキドキ)
どうしてこんなに萌えるのか。
観てない人は観たらわかります。
演劇をしていたものとしては
どうしても能は外せない。
日本人なら尚更。
演劇のルーツというか、根源的な何かは
どうみも能にある。
そこを欠いていまうからこそ、一般人は舞台で花開かすことが難しい。
シンプルさを追求した表現や
基本の型すらもとても限られているところからみると、
ものすごく洗練された内面性が必要不可欠なのが分かる。
一人の人間がまるでオーケストラのような音の深さ、とおりによって観客の心に感動を与える。
観客も感性を開いてその場に座すことが必要不可欠ともいえるが
現代日本人はどこまでそれができるだろうか。
私自身論理や思考の中心しかもっていなかったので、
昔見に行った時はほんとうに損した気になった。
その価値が分かるまで熟生してきたのかも
しれない。
心が揺さぶられる能の世界
日本人なら堪能しておかないと損。
なぜなら自分の中にもそのエネルギーが記憶されているから。
6月19日、より多くの日本人と一緒にその価値をわかちあいたい。
http://www.pbls.or.jp/event/tpp2016.html#0619
尚美
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