ベストセラー イ・ヨンフン著「反日種族主義」

ベストセラー イ・ヨンフン著「反日種族主義」

医者は客観的に所見を元に診断・治療するように教育される。

特に西洋的な思考方式を取り入れた場合、人間共通の5感覚で共通するものだけを抽出して一定数をクリアすればそれは定説として多くの医師に共有される。

医師の主観で所見(証拠)もなく、「あなたガンです」とか「あなたのお母さんはもう治りません」ということは絶対に言えない。そんな無責任なことをして責められるのは医者自身。訴えられる時代。

症状、診察所見、検査所見、画像所見から診断、治療と言う流れになる。

どの業界もそういった客観性と証拠(所見)に基づいた定説が形成されているから進化発展する。

その最たるものが歴史。私たち日本人が通常学んでいることは事実だけではない。最近、札幌に住む元特攻要員(特攻のために鍛錬された人)の山崎健作(92歳)さんや91歳の方から生の話を聞くと歪曲されて伝わっていることが多すぎて、悲しさや悔しさがこみ上げてきた。

常に報道される日韓関連の問題。最近さらに炎上していますね。細かいことはわかりませんが、韓国籍の友人や北朝鮮出身の友人もいて、いつまで日韓は仲違いするのか?と、常々思っていた。

▲韓国、日本、北朝鮮出身の六人。釜山のチャガルチ市場で海鮮とお酒を楽しみました。会話は英語!

▲2019年韓国慶尚道にて。韓国のお菓子をたくさんもらいました!

 

韓国と日本が仲良くなれる道を模索しながら日韓ビジョン同盟という日韓合同イベントにもなんどか出演させていただきました。

 

そして今回、イ・ヨンフン著「反日種族主義 日韓危機の根源」が日本で出版され(令和元年11月14日)、とても嬉しいですし、日本人の本当の誠実さが試される歴史的大事件だと思いました。

 

この本は

・韓国で10万冊のベストセラー(日本人の人口にしたら26万部!)
・なぜ「反日種族」が必要だったのか、いつから始まったのか?がわかる
・証拠や論理が明確に記されている(医者としてはここがかなり信頼度が高い)
・「なぜ?」と読者が思うところを網羅している
・著者たちの血と汗が詰まっているが、そこに軽さと知性がある
・同じ韓国人同士であろうと嘘であればはっきりとそのことが書かれている
・韓国や人間に対する深い愛情を感じる
・日本人が予想もしない反日の現在地が記されている

日本も韓国も目を向けたくないような悲しい辛い歴史を共に歩んできた人類同士。

お互いにいがみ合うのではなく少しでも歩み寄り、「理解」する必要があると思います。

日本人は「日本の過去を否定し、賠償金を請求する嫌な国」のイメージがあるかもしれませんが

「事情」が分かれば、「理解」すれば共に手を取り合って行くことができます。

一人でも多くの日本人、とりわけ韓国が気になる、気に障る方には読んで欲しい、そして共有したい一冊。

 

韓国人でありながら、24年間日本のミッションを語り続けてくれているノジェス氏もこの本について言及していますので、参考にされるのもオススメです。(令和チャンネルNo.38 韓国社会に激震!!イ・ヨンフン著「反日種族主義」)

✭イ・ヨンフン氏らのYoutube

✭wikipediaイ・ヨンフン

 

 

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