うつ抜け女医が経験した自分でうつを治す方法
テニスの大坂選手がうつを患っていることを公開し、全仏オープンを棄権しましたね。
世界ランキング2位の選手だからこそ「うつ」になります。
人間の脳はアクセルとブレーキ
やる気満々のアクセル状態と
やる気が出ない、無気力、無感動、自己否定状態がブレーキのシンプルな構造でできています。(詳細はこちら)
その構造を自分で統制できるようにならないと
アクセルが大きく働く状態と
ブレーキがギュッと押されて自分ではどうにもならない無気力・自己否定状態になってまい
うつ状態になるのは当然です。
かくいう私もそのことを全く知らず
知的好奇心、自信バリバリの時はアクセルをむちゃくちゃ踏み込み、40時間連続仕事しても大丈夫!
でも、ひとたびブレーキがかかると仕事に行きたくない、生きていたくない、呼吸もしたくない、死んでしまいたいと思い続けていた時期が長くありました。
改善と悪化を繰り返し
深く闇の中にいながらも
笑ってやり過ごし、自分を覆う鎧が
どんどん重くなっていきました。
誰にも話すことができず
日記に「死にたい、死にたい、自分は汚い、醜い、劣っている、頭が悪い、これ以上頑張れない」と、書き殴っていたものが残っています。
結局無理が祟って車の運転もできなくなり
仕事を休まざるを得ない状態になってしまいました。
その時にワラをも掴む気持ちで「無意識習慣セラピー」をしてもらったことが
自分のうつ改善の糸口になりました。
自分の奥の奥、自覚したことのない
自分の核の部分を引き出してくれました。
言葉にもしたことがない
自分やこの世界に対する無意識領域を自覚し
知らないうちのその自分の無意識に
人生の、思考の、行動の全てを支配されていたことに気づかされました。
その時の私は誰の話も全く聞けず
自分の中からはどす黒いものしか出てこず
人に会うのも辛くてたまりませんでした。
セラピーをしてくださった方のあり方姿勢がまるで森林の中の空気のように
心地良く、信頼しながらセラピーをすることで
自ら改善の糸口を掴むことができました。
誰かにこうしろ、ああしろと言われたものでは
再現性がありません。
特にうつの状態では人の話は聞いていても、入って来ません。
入ることができないからこそ
自分の中から引き出される
「原因」と向き合うことでしか改善の糸口を掴むことはできません。
自分自身のうつ抜け経験を生かし
これからも心も体も健康な人の為に
活動を続けていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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