家族や隣人の生活音がうるさくて、ストレスになっていませんか？

ドアを閉める音
足音
食器の当たる音
食べ物を噛む音
歯磨きの音
トイレの排泄音
鼻をすする音
笑い声
テレビの音
音楽の音
いびきや歯ぎしり

生活の中にはたくさんの音がありますね。
一軒家に一人で暮らしていない限り、
家族や同居人、隣人や上階に住む人の音が入ってくることもあります。

我が屋は隣に1歳と4歳の子供がいます。
時折大声で叫んだり、泣いたり、時には壁を叩いたりする音が聞こえますが
全然気になりません。

学生時代の友人は隣人の足音や
生活音を聞き取ってしまい
すごくストレスを感じていました。

その子の家には時折遊びに言っていましたが
当たり前のように
隣がうるさいうるさいと言っていました。

私は全然気にならない音も
聞こえない音すら
「あーまたうるさいな！」とか
「もういい加減にして！」とイライラ。

「もう引っ越そうかなー」と本気で言っていました。

私には不快感を感じるレベルの音ではありませんでした。
今思えば、彼女は「聴覚過敏」になっていたのだと思います。
医学生の勉強量のストレス、家族から離れて生活するストレス、将来への不安。原因はあげたらキリがありません。

そしてもちろん、聴覚の快・不快には個人差があります。
シーンとしていれば、飲み込む音すら「ゴクリ」と聞こえますし
自分が喋っていたり、音楽をイヤホンで聞いていれば
それ以外の音はそんなに気にならない人がほとんどです。

もちろん聴力自体にも個人差があります。
さらに、相対的にもなるので
大きな音を聞いたあとに、小さな音を聞けば聞き取りにくくなりますし
小さな音をそばだてて聞いたあとには、大きな音はすごく大きく感じます。

音量だけでなく、音の質にも快・不快の個人差があります。
救急車のサイレンのような高音を不快と感じる人もいれば
ベースの低音を不快と感じる人もいます。
人の笑い声を不快に感じる人もいれば
子供のなき声を不快と感じる人もいます。

音の快・不快には本人の聴力・過敏さ以外に
その人の「観点」が大きく影響しているのです。
また、過敏になって、音が気になって仕方ない方は
ストレスが何ヶ月、何年も長期に渡って溜まっている可能性があります。

怒り・悲しみ・恐怖・不安。
その感情が多かれ少なかれ長期になってくると
人は警戒し、五感覚が研ぎ澄まされることがあります。

逆に、五感覚を閉じて自らを守ろうとする働きが出る場合は
難聴になったりもします。

ストレスで耳が聞こえなくなった、という話は誰しも
聞いたことがあるでしょう。

生活音から生じるストレスは観点をゼロ化することから始まります。
もちろん引っ越しや状況を変えて、音を減らす方法もありますが
引っ越しは簡単じゃない人もいるかと思います。
隣人や家族の生活音を当人に伝え、改善してもらうことができれば良いのですが
なかなか難しいのではないでしょうか。

耳栓をするとか
イヤホンで音楽をかけるとか
そう言った対策もあるかもしれません

隣人であれば壁に防音シートを貼るとか
大家さんに相談するとか
色々な方法があります

ちなみに私は過去に上の部屋の人の深夜のドラム音がうるさくて
大家さんに電話をしたことがあるのですが
エレベーターで上階の方（知らない男性）に
「うるさくしてごめんなさい」と言われ、
なんで下に住んでるのが私だとわかったのか？という疑問とともに、すごく恐怖感を感じました。

そんな思いをしなくても、不快感の根源は相手ではなく自分の観点なので
自分の観点を変化させることが
手っ取り早く、かつ相手に影響を与えず、昔の私のように不快感を感じることがない方法があります。

自分と自分の宇宙を手放すこと。
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