完璧な組織と内臓(組織)の共通点!?

完璧な組織と内臓(組織)の共通点!?

組織と組織(臓器)

医療業界では臓器の中身のことを「組織」と呼びます。

解剖学のちょっと小さい単位を「組織」「組織学」。
細胞と細胞が連携して生まれた組織
一つ一つの細胞が折り重なって組織を形成し、それが集まって一つの臓器が生まれます。

肝臓自体は解毒や貯蔵の機能を持っていますが、いろいろな細胞が
それぞれの機能=それぞれの仕事をきちんと発揮して初めて
肝臓という臓器が成立します。

組織には感情がない。

解毒細胞が今日はやだなー、ズル休みしようかな!脳に電話して嘘の電話して、休みにしよ〜とか

貯蔵細胞が今日はなんか気落ち的にうまくやれないなとかそんなことはありません。
自分の仕事をしっかりと真っ当する、そして最高の連携をし続けています。

調子が悪い細胞が出てきたら、すぐ排除します。
救済措置なんかありません。
すぐ別の細胞に「こいついらん」と認識されてば
食べられてゴミとして処理されることもあります。
ある意味いい仕事、してますよね。

でも、人情のようなゆとりや配慮は細胞にはありません。

臓器の中の「組織」として
生き続け、生産性をあげるために
自らを全うしています。

個々が別々の動きをして、個人主義を主張せず、個人の機能をしっかりと発揮するのが
私たちの体をしっかり運営してくれる「臓器」であり、その小単位である「組織」なのです。

人間が使う「組織」の意味はそれぞれですが
臓器のように循環し、本来の機能をしっかりと発揮する「組織」を作るのにはどうすればいいのでしょうか?

細胞は脳を持ちません。が、人間には脳があります。

 

脳があるから、感情を持てる
脳があるから、思考ができる
脳があるから、この現実を味わえる

これらを生み出すのは脳ですよね?
細胞に脳があって、いちいちそれぞれの細胞が好き勝手うごいていたら
組織は成立せん。

脳を持ち、精神を持つ人間だからこそ
体の中にその「脳」を持っていない組織という集団を
入れこむことができます。

細胞ひとつひとつがもし、人間ひとりひとりだとすると
とても完璧な集団を形成しているのが
体、生体の連携プレーだと思います。

病気になる時はその連携が崩れる外的がはいってきたり(感染症)
内的な攻撃部隊が形成されたり(自己免疫疾患、アレルギーなど)
内的な反乱分子の増殖(悪性腫瘍)

なんだか組織が壊れる時も
同じような様相をていしてきますね。

人間組織と体の組織
その関係性について
Teal組織とつなげて考えてみると
とても面白いです。

組織について面白い、わかりやすいブログがありますので
ぜひご覧ください。

https://blog.noh-jesu.com/entry/2019/01/20

体の組織も人間の組織も同じ「動き」
組織、そして人間の意識がしっかりと
新陳代謝すること
その美しい、ゆとりある時代を創って、いきたい。
そう、思います。

naomi joy

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