嫌いな人に好かれたら？

自分に好意を抱いてくれる人が

必ずしも自分が好きな人とは限りませんよね。

明確にお断りしても、相手の行動が変わらない時

あなたならどうしますか？

学生時代にそんな経験をして、人間関係の難しさや自分の不器用さを感じて悩んだことがありました。

事件から５年程たってから自分自身がセッションを受け、

自分のことがよくわかるようになってきました。

セミナーで人間共通の仕組みを学び、日常に活かしながら

すっかり忘れていた彼の事件を心の仕組みと合わせて掘り起こした時

彼自身に問題の原因があるのではなく、私側の認識に原因があることに気づかされました。

事実思い込み感情の整理整頓

まずは覚えている範囲で自分の中の事実と思い込みを切り分け

思い込みや感情を整理しました。

思い込みを生み出すデーターベースは私の脳の中にありますから

過去の苦い経験だろうが未来への不安だろうが

データーを探るのは私の頭の中で充分なのです。

例えば桜の花が思い込みだとしたら

事実は木の幹

自分の判断基準、観点は根っこにあたります。

でて来た感情から自分の判断基準を紐解いて行きます。

深い深い無意識すらもシナプスの連携をひとつひとつ辿るように

掘り出して行きます。

父との関係性がつながった！

私の中に父の記憶がよみがえってきました。

父は柔道の国体選手で私が子供の頃、柔道の寝技をかけ、遊んでいました。（なかなか表現が難しいですね・・・）

父とじゃれながら遊んでいると

時にがっつり私がかけられる側になり、必死に「やめて！」と、いっても辞めてくれない時がありました。

父が本気で技をかければ子供でしかも柔道をやっていない私は1ミリも動けません。

しかも、なぜ動けないのかもよくわからず

恐怖心だけが湧いていました。

訳が分からない恐怖に泣き叫んだ記憶が・・・

 

その時、心が形状記憶として残したのは

「やめてと言ってもやめてくれない人には絶対にかなわない、従うしかない」ということ。

その記憶が無意識に残り、Nくん襲撃事件と繫がったのだと気づきました。

これが判断基準、観点です。

この根っこに気づけば、起こる現象自体はたいしたことじゃありません。

心の仕組みは今ここの相手と出会うツールでもあります。

整理する前の私は、もし10年ぶりにNくんと出会っても恐怖で話すことも目を合わせることもできなかったでしょう。

10年立てば人も変わります。今ここのNくんは別ものだとしても、過去のNくんとのやり取りを

勝手に記憶から引っ張り出して反映してしまうのは

私側に原因があります。

それを選択している私は不自由です。

過去のイメージによって相手を決めつけ、自分の不自由を選択してしまうことに気づけば

自分も相手のイメージも自由に解放することができるのです。

過去の人物の整理整頓も心の仕組みに沿って

整理することが重要です。

無理に忘れようとすると逆効果

忘れようとしたり、人を嫌ってしまう自分を隠したり、押し殺しても解決・解消は出来ません。

がまんしたり、他のことで解消したとしても、それは解決ではありません。

むしろ自分をないがしろにしているとも言えませんか？

脳の機能は常につきまとい、しっかりと過去を刻み込んでいます。

この脳の機能から逃れるには心の仕組み、法則を知ることが重要です。

あなたがすぐ出来る方法として、上記にあげた

事実や思い込み、感情を整理するセッションも準備していますので

お悩みの方はフォームからお申込みください。

自分で出来そうな人は是非やってみてください。

きっと思いがけない変化を作ることができますよ。

naomijoy