病院に行きたくない、どうすればいいの?

病院に行きたくない、どうすればいいの?

病院に行きたくない人、たくさんいます。
私はその選択肢も当然あり、だと思っています。
ただ、その人がベストな選択ができれば

人が幸せになるために
より良い人生を送るために病院や私たち医者という職業は
あるべきですよね。

病院に行きたくない時

私が12年間の中で病院に行きたくない人、医者に診察して欲しくない人とたくさん出会いました。
日本人同士で皆さん、配慮がすごいですから
医者という職業の私にそういったことを直接いう人はかなり少ないです。

時間がない、病院を探していないなど
色々な理由で病院に行く必要性を感じても行っていません。

私は病院に行く自由、行かない自由は当然あると思っています。
悪化しても、良くなっても、自己責任ということを
一人一人が知らなければならないと思います。

もちろん、「もっとはやくくれば」
ということも多々あります。

だけどその方の判断の基準は
強制されるものではないです。

自分の判断の基準だ、と思っていても
そもそも自分で作っているという意識がないのが
人間の判断基準だからです。

さて、病院に行きたくない時に考える必要があるのは最低でも以下の5つ。

①放置しても大丈夫か?
発熱や痛みなど症状があっても、大丈夫なものとそうでないものがあります。
通院しないとまずい、死んでしまう、放置したら大手術するしかない、放置したら今後後遺症が残る、
という病気もあるにはありますしね。

そんな時は②〜⑤を選択してみましょう。

②ドラックストアでなんとかなる?
ドラックストアもピンキリですが、特に薬剤師さんがいるところでは相談に乗ってくれます。
また、症状に合わせて「このラインは守ってね」という文章が
必ず薬の箱に書いてあります。

薬の箱に記載されている最低限のラインを犯さないレベルで
ドラックストアの薬を活用することは
可能です。

また、根治療法になるものはほとんど売ってないと思った方が
良いと思います。

なので、過剰にドラックストアに期待するもの
肩透かしを食らう可能性がありますよ。

③知人に聞いたらなんとかなる?
どんな人に聞くかが問題になりますが・・・:
年配の方の情報が功を奏すこともあるし、
リサーチ力のある人に聞くのも、それはそれで素晴らしい。

あなたが知人のポテンシャルをどれくらい
把握しているのかが勝負の鍵になりますね。

ちなみに医者同士でも「この症状どう思う?」的な会話はあります。

客観的になれない時、自分の専門分野じゃない時。
医者同士の情報交換のレベルはかなりマニアックですが
その時にそれぞれの医療に対する
姿勢があらわになるので
実は一番白熱するシーンでもあります。

④ネットで検索してみる
ネットの情報は少なくとも7割は不要情報だと思っています。
医者の情報が当然全てではないし
命を扱う仕事だからといって
全て正しいことしかしていないわけではありません。

私たちは神ではありませんから。

その私からみても、ネットに溢れる医療情報は根拠に欠けるものが
たくさん転がっています。

私たち医者が得ている情報はネットの中でもクローズにされていたり
有料だったり
あとは書籍や学会誌と言われるネット以外から情報を収集し
分析し、実際に人に使用してみて
知性が蓄積しています。

ネット情報はSEO対策されているものが
上位に上がってきているだけなので、
正しい情報が検索上位にあるわけではないことを
理解しなければなりません。

⑤好きそうな病院を選択してみる
これはちょっと病院に行きたくない人に対して、というよりは
行きたくないなら行きたくなるようなところを探してみるのはどう?
という提案レベルです。

地元の病院のドクターが嫌。
あそこは知人が通院しているから嫌。
そもそも病院の雰囲気が嫌。

色々理由はありますが、ネットで検索してみると
クリニックや病院も今はたくさんの対応を
考えています。

地元に古くからある病院で
試行錯誤していないところは
HPや看板を見ればすぐにわかります。

口コミ情報が少ないのであれば
それだけで人が集まっていない証拠。

避けるのがベストかもしれません。

新しい病院やクリニックでも書き込みがたくさんありすぎるところは
書き込みやさんを雇っている可能性があるので
その辺のバランスは
良くみなければなりませんけどね。

病院に行きたくない理由〜あげたらキリがない〜

それでも病院に行かなければならない状況の時。
健康診断で言われて、行かないと会社の健康管理室からせっつかれる時。
体調が悪いのに放置していたら、奥さんや家族から
いやな顔をされた時。

色々理由はあると思うのですが、
そんな時ほど自分の思考パターンを観察してみてはいかがでしょうか?

 

過去の病院イメージを脳内検索してみる。

病院に行きたくない、のには必ず理由があります。
そしてそれは大抵、自分の体験経験と紐付けされていることがほぼ100パーセント。

親が病院でひどい目にあったとか
友達が病院で死んだとか
ニュースでこんなひどい話を聞いて病院に嫌気がさした、などなど。

人間の脳は100%「過去の記憶とつなげて今を存在させる」
という機能を持っています。

これは人間であれば必ずやっていること。
このイメージを突破するのにnTechは大活躍してくれるのです。

病院から自由になりたい

 

私自身新しい医療体制を作りたい、
医療者教育が変わらないならば
病院は変わらないとずーーーーーーーーーーーと思ってきました。

だけど、自分自身がまず変わらないと
まず、病院の古いイメージから自由になって
再創造できるようにならないと
新しい教育はできないと確信していました。

温故知新。
良いところは維持し、新しきを試す。
古きを手放す「認識」を手に入れたのが
nTechという技術でした。

皆さんが絶対に手に入れられない
脳の「消しゴム機能」
消しながら、かつ今を見ることができるのがその技術の特性であり
人類最高の知恵になること。

その技術を持って、医療教育、医療者の育成を行うことが
楽しくてたまらない通院を作り出す
唯一の方法だと確信しています。

naojimoy

 

 

 

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