脳科学と人間の進化

脳科学者ラマ・チャンドランはサラリといいました。


「大前提、わたしたちはいつも、脳が作る錯覚をみています」

視覚情報と記憶の相互作用によって、この世界を認識する機能が脳には備わっています。

つまりわたしたちの脳は記憶の蓄積からしかこの世界を認識することしかできません。

一人一人の記憶の貯蔵庫にはそれぞ別のものが入っていますから、一人一人ほ別別の世界をみているのです。
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それなのに人間は全く同じだと思い込み、自分の視覚が絶対だと思い込んでしまうのです。

これが、視覚だけでなく、五感覚すべてに言えることなのです。

19世紀くらいまでは大雑把な認識でも問題ありませんでした。

身体の生死の問題が常につきまとう時代でしたから。

でも、いまは違います。
多様な情報があふれ、信じられないスピードで世界は進化していきます。
その進化スピードに人間の進化がおいついていないため、多様な問題が発生し、対処に追われています。
だから、脳の認識を変化させる道具を活用することが、人間の進化につながるのです。

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