孤独だった子供のころ

はい、なんだかおもた〜いタイトルになってしまいましたが、

今日はこれについて書きながら、気づきを蓄積していきたいと思います。

 

子供の頃の記憶をたどると、すごく愛されていた記憶と

おきざりにされた感の記憶がマーブル模様なんです。

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こんな感じかな。

 

黄色や緑は愛情を貰った記憶。

 

赤は置き去りにされた怒り、

青は孤独感。

 

実はそんなものはすっかり忘れていたのですが、

大人になってからも続く孤独感の原因は何なのか、

知りたくなった時期がありました。

彼氏といてもどことなく寂しく。

友達と盛り上がっていても

どこかで冷めていました。

 

どうしてこんなに心の奥底の闇が消えてくれないんだろうと。

 

彼氏も友達も親も、別に仲が悪かった訳ではありません。

ただ、どの人も今とは比べものにならないくらい本音が言えませんでした。

 

言っては行けない原因もなんなのか。

それは自分の無意識ふか〜くに見えない根っこのように張りめぐらされていました。

 

その原因のヒトツは母の入院にあることが

ある時分かりました。

 

母と腹を割って話せるようになってきた2015年、藤沢のとあるコメダで母が衝撃的な一言をぽろりとこぼしました。

 

 

「あんたが1歳の時、私は肝臓の病気にかかってね、あんたをおばさんに預けてたんだよ」

 

 

 

 

はーーーーつみーーーみーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

母の既往歴(今までの病気の歴史)については何度も聴取(笑)していましたが、

まさか私が誕生して間もないころだったとは!

 

そら〜孤独感知らぬ間に蓄積するやろが〜

 

それは母にとってもとても辛い時期だったそう。

体はだるいし、高熱は出るし、子供は三人もいるし。

父は地方のあちらこちらに出張の連続で、

母はほとんど一人で仕事と家事と子育てをしていたそうです。

 

最も、本人はあまり記憶していない、と言っていますが、

周りの人は覚えていました。

 

人間の脳が一番情報をインプットする時期、

初期設定が決まる時期は

1歳から6歳、とりわけ1歳から3歳です。

 

そんな時期にそれまでずっと一緒だった母親が自分の視界から消えたら、

孤独を感じないほうがおかしいでしょう。

 

ただ、その記憶を押し込めて、ずっと我慢して来た歴史が、今の私に繋がってしまったんだと思います。

 

そのメカニズムが分かって、錯覚が腑に落ちた時、

「な〜んだ!そんなことだったのか〜!!!!」って

びっくりすると共に安堵するしかなかったです。

 

 

孤独からの自由は

結局自分の観点、自分の世界観から自由になることだったんです。

 

 

それならば、と、ひとりひとり、観点から自由になった人がどんどん増えて来ています。

2016年は観術ブームの年、

 

乗り遅れるな!

 

 

 

 

尚美

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