あなたはプロ意識がある?ない?

あなたはプロ意識がある?ない?

このブログ、医療者の方もたくさん読んでいるので

ご気分が悪くなる方がいたらごめんなさい。

先日お話した方から

ありがたくも教えていただいた

病院に行きたくない理由。

「ここまでひどいとは・・・・」とあっけにとられてしまいました。

医療についてのイメージを話していた時。

Aさん「薬は絶対に身体に悪い。だから病院に行かない。人間には自然治癒力があるから絶対大丈夫」

Bさん「病院の薬を飲んでも治らない、だから病院に行く、その繰り返しだったら、行かない方がいい」

Cさん「病院にいっても治らない、薬を色々かえても結局治らない。治らなくてもお金かかった分返してくれない。」

こんな風に医療に対するイメージを話してくださったのですが

良いイメージも話してくださった方もいましたが、Aさんたちの意見にも

うんうん、と頷きがありました。

どおりで病院では沢山のクレームが出るわけです。

本音を聞けないと、世の中の人のほんとうのニーズに応えることは

不可能!!!!

と、あらためて思いました。

医療者こそ、ほんとうは病院の外に出ることが重要です。

例えば自分の旦那さんが医療者じゃない場合、余計に固定概念が強くなる傾向にあります。

非医療者の旦那さんが医療者の奥様にたいしてぶっちゃけ医療のことを

どう思っているかなんて絶対に口にしません。

奥様が自宅で仕事の愚痴を言っているのを聞きながら

だんだん本音が言えなくなるのは何となく理解できますでしょうか?

医療者が医療系の勉強会や研究会に顔を出すのはよくあることですが

そこでの「あたりまえ」をまるで世界のテッパンルールのように思い込んでしまいます。

でも実は患者を誤解し、思い込んでいるのが今の医療者の現在地です。

それを自覚して自分達の集団意識(ここでいうのは医療者の集団意識)の外に出ることが必要になってきます。

そこから出来た時に初めてプロになれます。

自分の技術や観念知識しか知らないまま。

医療を受ける側の気持ちや思考を一切理解納得できないまま。

相手を尊厳の目でみることもなく

分かってない人

出来ない人

馬鹿な人

そんな目で観てしまうのが

ほんとうの医療のプロでしょうか?

ほんとうのプロ意識を育てる医療者を量産するべく

現在医療者リライズ協会を立ち上げに尽力しています。

ほんとうのプロ意識を育てあう教育を可能にすることが

nTechには可能なのです。

naomijoy

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